日本でPCといえば「PC-9801」を指した頃のこと。多くのマシンにインストールされていたソフトウェアが「FD」だった。フリーソフトとして配布されていて、PCは当時操作環境が貧弱だったから、どんなマシンにもまず一番最初にFDをインストールしたものだった。
僕がパソコンを始めたのが約15年前、まさしくPC-9801全盛のころ。Macintoshはとびきり値段が高く高級なイメージ、X68000はツインタワーのかっこいい本体、FM-TOWNSはフロントパネルにCD-ROMがついていて斬新なデザインといった具合に選択肢はあったものの、見た目そっけないPC-9801を使っていたのは一番普及していたからに他ならない。
FDはそのとき使っていたソフトで、当時通信手段を持っていなかったので雑誌添付の5inchフロッピーから入手したような気がする(インターネットを始めたのはもっと後のこと)
この記事を読んで、パソコン始めた頃のことをちょっと思い出し、ホント懐かしいなぁと思ったわけで。
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